ラウンドに行ったあとは、お手入れしよう
ゴルフクラブは、継続して手入れすることで、数倍長持ちします




ゴルフクラブの汚れを落とす小物たち












【普段のお手入れはこちら】

【特別なお手入れ】

《フェイス/シャフト》 【フェイスの打痕を消す】 【溝の錆びを落とす】
《ソール》       【ソールの擦りキズを消す
《ウッドのクラウン》 【ボール跡を消す】 【クラウンのキズを修正する
《グリップ》     【汚れを落とす】 【滑りを止める】
《パター・樹脂インサート》 【汚れを落とす】

普段のお手入れ

<ラウンドに行ったあとは、出来れば毎回手入れしよう>
《グリップ》
  @埃の出ないウェスで水拭き
   ・汚れのひどい場合は、泡状になるハンドソープなどで洗います
   ・色の薄いグリップやパターグリップは、毎回洗ってください
    その時、グリップエンドから水が入らないようにします
  ※グリップがつるつるになっていれば、グリップ交換しましょう!

《ウェッジ・アイアンのヘッド・シャフト》
  @砂などを取る
   ・スコアラインに砂などが残っていないか確認
   ・残っていれば、歯ブラシなどのブラシで水洗いします
  A打痕を取る
   ・「万能くん」で軽く拭きます
    毎回ゴシゴシ擦るとメッキを痛めることにもなりますので、
    普段は軽く拭く程度にしましょう(これで大抵はキレイになります)
  Bコーティングする(汚れにくく、錆びにくくする)
   ・シリコン系のミストでヘッドとシャフトを拭いておきます
   ・シャフトも必ず拭きましょう
   ・錆びがあるような場合は、アイアン用の油や5-56などの防錆剤を塗ります

《ウッドのヘッド・シャフト》
  @砂などを取る
   ・ヘッドに芝や砂が残っていないか確認
   ・残っていれば、歯ブラシなどのブラシで水洗いします
    (特に、ソールに砂が噛んでいることがありますので良く見てください)
  A打痕を取る
   ・フェースの打痕は「万能くん」で軽く拭きます
   ・普段は、決してクラウンに「万能くん」やコンパウンドを使わないでください
    (艶が無くなったり、塗装を痛めることになります)
  Bコーティングする(汚れにくくする)
   ・シリコン系のミスト(チタンミストなどの商品)でヘッドとシャフトを拭いておきます
   ・このとき、ヘッドは軟らかい布で拭いてください



特別なお手入れ

《フェイス》【フェイスの打痕を消す】

  A.から順に試し、きれいになれば終了
   ※最後にシリコン系の溶剤でコーティングすることを忘れずに!

  A.万能くんで磨く
    これで大抵はキレイになります
  B.かねたわし
   ・キッチン用の細かい、洗剤のついていない「かねたわし」で、1分ほど磨く
    根気よく磨くと、トゥ側のミラー部分の曇りも取れる
    (注意)ホームセンターなどで売っている「かねたわし」の一部は洗剤入りであったり
        荒いものであったりするので、購入時は注意が必要です
        (スポンジのように柔らかいものを選んでください)
  C.スコッチ・ブライトで磨く
    スコッチ・ブライトに水分を充分含ませて磨く
    あまり力を入れすぎるとメッキを痛めるので注意

《フェイス》【溝の錆びを落とす】

  @つまようじに万能くんをつけてこする
  A万能くんで落ちない場合は、コンパウンドで
  B最後に5-56などの防錆剤を吹き付けておく

《シャフト》【スチールシャフトの錆びを落とす】

  @研磨剤の入っていないナイロンたわし(スコッチ・ブライトなど)でゴシゴシこすってください
  Aその後は、シリコン系のミストで拭いておきます
   ※研磨剤の入った、金属磨きは、メッキを痛めますので、あまり使わないようにしてください

《ソール》【ソールの擦りキズを消す】

  A.から順に試し、きれいになれば終了
   ※最後にシリコン系の溶剤でコーティングすることを忘れずに!
  A.万能くんで磨く
    これで大抵はキレイになりますが、キズはとれません
  B.サンドペーパーで磨く
   @最初に#320の少し粗めのペーパーで、根気よくソールのキズが目立たなくなる
    まで小刻みに磨く
   A次に#600程度の細かいペーパーで磨く
   B最後に#2000のペーパーで仕上げをする
    これで、ソールのミラー部分も曇り無く仕上がります

   [サンドペーパーを使用するときの基本的な注意事項]

   ※サンドペーパーは1〜2cm程度の細さの短冊状に切って使う
   ※摩擦を均一にするため、常に水分を絶やさないようにする
    サンドペーパーは耐水性を使用する

《ウッドのクラウン》【ボール痕を消す】

  クラウンについたボール跡をきれいにします   Aから順に試し、きれいになれば終了
  A.石けん水で拭いてみる
  B.万能くんで磨く
    ゴシゴシ拭くと小擦りキズが残る場合があるので注意
  C.ベンジン、灯油、グリップ交換液などで軽く拭いてみる
    ゴシゴシ拭くと塗装がはげる場合があるので、軽く拭くこと
  D.車用のコンパウンドで拭く
    粒子の細かいコンパウンドを使うこと
  ※いずれの場合も、クラウンの艶が落ちるので、最後にウッドクラブ専用のWAXなど
   で、艶だしをする

《ウッドのクラウン》【クラウンのキズを修正する】

  ・完璧には元通りにはなりませんが、パッと見は判らなくなります
  ・フェースとクラウンの境目などには、有効です
  ・キズだと思っていても汚れの場合がありますので、
   先に 《ウッド・クラウン》【ボール跡を消す】でクリーニングすること
 (手順)
  @修正したい箇所の周りをマスキングテープで保護します
   マスキングテープは粘着性の強いものを使用して下さい
  Aクラウンと出来るだけ同じ色のアイアンマニキュア(ライト社製)を購入し
   塗装がはげている箇所に塗る

 (注意)クラウンの中央部分にキズがついている場合は、元通りにするのは困難です



《グリップ》【汚れを落とす】

  最近は、カラーグリップが流行っていますが、薄い色のものはすぐに汚れが目立ちます
  普段は泡状になるハンドソープなどで拭きますが、なかなか落ちにくい汚れは・・・
  灯油かラッカー薄め液などで軽く拭いてみる
  この時グリップのロゴの色が落ちる場合がありますので、
  ロゴの部分にかからないように注意してください
  ※灯油や薄め液のにおいが残りますので、軽く乾いたあとは、
   泡状のハンドソープなどで洗って乾かしてください

《グリップ》【滑りを止める】

  ・グリップは古くなると強く握ってしまう傾向がありますので、早めの交換が必要ですが
   減っているのではなく、艶が落ちて滑りやすくなっただけなら、次の手順でグリップを
   少し蘇らせることができます
 (手順)
  @#60〜#80の荒いサンドペーパーでこする(ゴシゴシこすっても大丈夫です)
  A最後に濡れた(埃の出ない)タオルで拭き、乾かす

《パター・樹脂インサート》【汚れを落とす

  ・万能くんで軽くこすり、濡れた(埃の出ない)タオルで拭き、乾かす

普通のタオル


埃の出ないタオル